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FC互換機【8ビットポケットV2】モニター出力で遊んでみたレビュー

ゲーム
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ファミコンソフトを遊びたいけれど、

「実機をそろえるのは大変だし、互換機も色々あってどれを選べばいいのかわからない…」

と迷っている方に向けて、今回はファミコン互換機の中でも定番のひとつ【8ビットポケットV2】を、モニター出力で遊んでみた感想をお伝えします。

簡単な画質の違いも写真付きで紹介しますので、「自分に8ビットポケットV2が合っているかどうか」を判断する参考にしていただければと思います。

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コロンバスサークルの【8ビットポケットV2】とは

コロンバスサークルの【8ビットポケットV2】キラキラスターナイト Ver|筆者撮影

【8ビットポケットV2】は、ファミコンのカセットをそのまま挿して遊べる携帯型の互換機です*

以下に主な仕様をまとめました。

項目内容
対応ソフトファミコン用カセット(純正・互換含む)
内蔵ゲーム8bit風オリジナルゲームを88本収録
出力端子AV出力(コンポジット映像+音声)
電源単4電池×4本 または USB Type-C給電(充電式ではなく給電専用)
付属品AVケーブル、USBケーブル、ストラップ、ネジ(電池ボックスの蓋固定用)
本体重量電池入れた状態で約415g

8ビットポケットV2は、軽量で手のひらサイズのコンパクト設計。

単4電池かUSB給電を選ぶことができ、外出先やコンセントがない場所でも気軽に遊べます。

さらに付属のAVケーブルを使えばテレビに接続でき、小さな画面だけでなく大画面でファミコンを遊ぶことも可能です。

操作もとてもシンプルで、カセットを差し込んで電源を入れるだけ。

USB Type-C充電器にも対応しているため、初心者でも安心して使える互換機といえます。

*正規ライセンス品ではないため、すべてのソフトが必ず動作するわけではありません。

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【8ビットポケットV2】テレビ(モニター)へ接続する方法

8ビットポケットV2をテレビやモニターに映して遊ぶのは、とても簡単。

まずは本体の電源をオフにしてから、ファミコンのカセットを差し込みます。

次に、付属のAVケーブルを本体側の端子に差し、もう一方をテレビの「映像(黄)」と「音声(白)」の差し込み口につなぎます。

あとは電源を入れるだけです。

HDMIしかないテレビやモニターにつなぎたいときは?

最近のテレビやモニターは、昔のような「黄・白・赤」のAV端子がなく、HDMIしか差し込み口がないことが多いですよね。8ビットポケットV2はAV出力専用なので、そのままでは映りません。

ではどうすればいいかというと、AV→HDMI変換アダプターを使います。

接続の流れは以下の通り。

  1. 8ビットポケットV2に付属のAVケーブルを挿す
  2. そのケーブルをAV→HDMI変換アダプターに接続
  3. 変換アダプターにHDMIケーブルをつなぐ
  4. HDMIケーブルをテレビやモニターに差し込む
  5. 最後にテレビの入力を「HDMI」に切り替える

私は、RetroTINK 5X Proを使っています。

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【8ビットポケットV2】モニター出力なんちゃって比較レビュー

8ビットポケットV2とファミコン実機の画質をなんちゃって比較します。|筆者撮影

今回は、8ビットポケットV2とファミコン実機をAVケーブルで直接モニター出力し、その画面を写真撮影した画像で画質を比較してみます(超アナログ方式です!)。

「なんでキャプチャじゃないんだ!」と思った方は…すみません、そのうちちゃんと差し替えますので、いったんブラウザバックでお願いします(笑)。

※使用するモニターやケーブル、撮影環境によって見え方は異なる場合があります。あくまで一例として参考にしてください。

発色・ドット感

『がんばれゴエモン2』オープニング画面

色合いを比べてみると、全体的に8ビットポケットV2のほうが鮮やかでシャープな印象でした。
こうして並べてみると、レトロというより“今っぽい”発色ですね(もはや別物…?)。

一方で、ファミコン実機のほうは少し柔らかく、どこか落ち着いた色合いです。
このあたりは完全に好みの問題で、作品によって印象も変わりそう。

ゲームによって使い分けると良さそうですね。

動きのスムーズさ

『がんばれゴエモン2』より。走り回ってます。

次に動きです。
8ビットポケット V2で横にスクロールするアクションゲームを遊んでみると、キャラの移動や背景の流れをしっかり追えています。

なんなら、激しい動きの場面では実機の方が少し残像っぽさを感じるくらい。

8ビットポケット V2で「サクサク遊べるか?」という点でいえば問題なく、普通に楽しめます。

文字の読みやすさ

『忍者らホイ!』より。文字は8ビットポケット V2が読みやすい。

RPGでメッセージウィンドウを表示して、文字の見え方を比べてみました。
8ビットポケットV2の文字は輪郭がくっきりしていて、読みやすいですね!

文章をじっくり読むタイプのゲームでは、8ビットポケットV2のほうが快適にプレイできそうです。
(とはいえ、実機のほうが目に優しい気もします…?)

音質・遅延チェック

ブログ上で体感していただくことはできないのですが、音質・遅延について私が感じたことをお伝えします。

音質の印象

8ビットポケットV2と実機で音を比べてみると、実機のほうが全体的に迫力があり、厚みのあるサウンドに感じました。
一方、8ビットポケットV2の音は少し軽めで、ボリューム自体もやや控えめな印象です。

とはいえ、通常のプレイ中に気になるほどの差ではなく、ゲームを楽しむうえでは十分な音質だと思います。

遅延の体感

操作時の反応の遅れ(いわゆる“入力遅延”)についても試してみました。
アクションゲームでジャンプや攻撃をしてみたところ、私のような“ぬるゲーマー”の感覚では、実機との大きな違いはほとんど感じませんでした。

もっとも、もともと昔のゲーム自体がややもっさりした動きなので、そのあたりは判別がつきにくい部分もあります(笑)。

気になったのは、本体がそのままコントローラーになる仕様です。
携帯機として遊ぶ分には問題ありませんが、モニター出力モードでは厚みがあるぶん少し持ちづらく、長時間の操作は疲れやすい印象でした。

そのため、激しいアクションよりも、じっくり遊ぶタイプのゲームに向いていると感じました。

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【8ビットポケットV2】モニターで実際に遊んでみて感じたこと

『がんばれゴエモン2』より。色味の違いは映像出力の仕組みの違いによるもの?

8ビットポケットV2を実際に使ってみてまず驚いたのは、8,000円前後という価格で「携帯機」と「モニター出力」の両方をこなせることです。

遊び方はとてもシンプルで、カセットを挿して電源を入れるだけ。
面倒な設定は一切不要なので、普段あまりゲームをしない方でもすぐに遊べます。

画質は実機よりもクッキリと鮮やかで、レトロながらもどこか現代的な印象。
懐かしさと新しさを同時に楽しめる点が魅力です。

操作は本体にボタンが付いているため、コントローラーを別に用意する必要がありません。
ただし長時間プレイすると少し手が疲れやすいので、短時間プレイや、ゆったり遊ぶタイプのゲームに向いていると感じました。

注意点としては、出力端子がAV端子のみということ。
HDMIしかないテレビやモニターで使う場合は、AV→HDMI変換アダプターを用意しましょう。
(プレイ目的なら、安価な変換アダプターでも問題なく対応できます)

まとめると、8ビットポケットV2は「コストを抑えて手軽に、レトロゲームを大画面で楽しみたい人」にぴったりの1台でした。


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8ビットポケットV2はファミコン互換機を試してみたい人におすすめ

【8ビットポケットV2】は、気軽にファミコンを試してみたい人の入門機としておすすめです。

もちろん、細かいドットの再現度や音質の正確さにこだわる人には物足りなく感じる可能性はあります。

長時間のプレイを前提にするなら、コントローラーを接続できる据え置き型の互換機(レトロフリーク等)や実機の方が快適だと思います。

ですが、「昔のソフトは押し入れに眠っているけれど、今のテレビにつなぐ方法がわからない」という方や、「まずは安く試してみたい」というライトゲーマーな方にはぴったりのアイテムです。

また、本体そのものが小さく軽いので、据え置き機のように場所を取らず、机やベッドサイドでちょっと遊ぶのにも便利。

出先に持ち出すこともできるので、“遊びたいときに取り出して、すぐ始められる”のが魅力です。

ファミコン互換機に“気軽さとコスパの良さ”を重視する方は、ぜひ【8ビットポケットV2】を試してみてくださいね!

他のファミコン対応互換機が気になる方は、以下の記事も参考にしてください。

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