機械音痴がエルガトのHD60 XでSwitch2キャプチャしてみた

ゲームのプレイ日記を書くつもりが、ゲームに夢中になるとスクショを撮り忘れてしまう――そんな悩みを解決してくれたのが、エルガトのキャプチャーボード【HD60 X】でした。

プレイ動画を録画して、あとから静止画を切り出すという使い方をしています。

「機械に弱い自分でも使えるのか？」と不安でしたが、MacとSwitch2で試したところ想像以上に簡単でした。

今回は、キャプチャーボードが初めての方でも迷わず導入できるよう、HD60 Xを使った録画方法と使用感をわかりやすく紹介します。

ゲーム配信・実況に興味ある方や、私のようにプレイの記録を残しておきたい方は、ぜひ参考にしてください！

そもそもエルガトの【HD60 X】ってどんなキャプチャーボード？

まず、キャプチャーボードとは、ゲーム機の映像をパソコンに取り込むための“橋渡し”の機械です。

ここでよく混同されるのが、「録画」と「キャプチャー」。

録画＝動画として保存すること、キャプチャー＝映像をパソコンに映すことです。
両者を区別して考えると迷いません（私は全然わかってなかったです）。

エルガトの【HD60 X】はこの“キャプチャー”を担い、OBSなどのソフトを使うことで録画や配信につなげられます。

Switch2やPS5、Xboxなどを遊びながら、同時に録画や配信ができるのが特徴。
特に「遅延（操作と画面のズレ）がほとんどない」のが安心ポイントです。

モニターにはいつも通りの映像を出しながら、パソコンにも同じ映像を送れる「パススルー機能」つき。
遊びながら録画できます。

フルHD（1080p）・60fpsで録画でき、なめらかな映像が残せます。配信や動画編集にも十分。

つなぎ方はシンプルで、ゲーム機 → HD60 X → モニター／Macという流れ。
付属のケーブルで迷わずセットできます。

「遊びながら録画したい」「配信もやってみたい」と考えている初心者には、HD60 Xはとても使いやすいキャプチャーボードだと思います。

Macユーザーでも安心して導入できます。
ただし、変換アダプタが別途必要なのでお気をつけください（純正品がおすすめ）。

MacでエルガトのキャプチャーボードHD60 Xを使ってSwitch2キャプチャしてみる

HD60 Xを使って、PC上にゲーム画面を取り込む（表示させる）までを解説します。

必要な機材と準備

まず、この手のアイテムは「結局何がどれだけ必要なの？」と思いますよね。

HD60 XでMacBookにSwitch2の画面をキャプチャするために必要なものは以下の通りです。

安価すぎるケーブルは映像が乱れたり音が出なかったりする原因になります。
ここは純正や信頼できるメーカーを選んだほうが安心です。

ソフトは、OBSがとにかく取り扱いが簡単です。
（ダウンロードしてインストールするだけなので説明は割愛）

接続と設定の手順

いよいよ接続です。接続する順番は、以下の通り。

あとは録画ソフト(例：OBS）をインストールし、映像と音声のソースを設定すれば、Macの画面にSwitch2の映像が映ります。

やりがちな失敗例と対処法

「あれ？映らない」「音が出ない」というときの原因は、大体こんな感じです。

• 映像が映らない→ HDMIの差し込みを逆にしている／ケーブル不良
• 音が出ない → OBSの音声設定がオフになっている／音声出力先が違う
• 遅延がひどい → モニターをパススルーしていない

おかしいなと思ったら一度チェックしてみてください。

Switch2のゲーム画面を録画してみる

キャプチャーできたら、早速Switch2のゲーム画面を録画してみましょう！

HD60 Xを接続し、OBSを立ち上げたら、画面左下の「ソース」の＋をクリックし、「映像キャプチャーデバイス」を選択します。

すると、デバイス選択画面が開くので、「Elgato HD60 X」を選択します。
はい、これだけでキャプチャ完了です。めっちゃ簡単！！！

じゃあ早速録画を…したくなりますが、映像ファイルは容量が大きいので、外付けHDDに保存する設定にしておきましょう。

右下の「コントロール」内の「設定」をクリックし、メニューの「出力」から「録画ファイルのパス」を変更します。

これで、あとは右下の録画ボタンを押すだけで、録画開始です！

録画後、再生したいときは録画ファイルをクリックすれば、勝手に再生されます。

ここまで、嘘偽りなく直感のみで操作できました。

接続方法さえ間違えなければ、誰でもすぐにキャプチャーから録画・配信までできると思います。

初のキャプチャーボードに2万超えは奮発しすぎか…と思いましたが、ここまでストレスフリーならやっぱりHD60 Xにしてよかったです！

HD60 Xはゲームプレイ日記にも最適だった

私は配信目的ではなく、ゲームプレイ日記を楽に残すためにHD60 Xを買いました。

スクショやメモを取る手間をなくし、プレイしながら独り言をしゃべって録画しておけば、あとで静止画を切り出して記事にできます。
結果、思った通りプレイ日記がぐっと捗りそうです。

実際にやってみると「非公開のゲーム配信をしている感覚」で録画するのも楽しく、数年後に自分だけで見返すのも面白そうです。

また、これからはレトロフリークやIPS 16ビットポケット HDとの画質比較、実機レトロゲームの記録にも活用していきます。

基本的に配信や動画制作のためにHD60 Xを買う人が多いと思いますが、ぜひ文字通りのゲームプレイ日記用に、皆さんも使ってみてください！

もしもHD60 Xの収納場所に困ったら、Switch2と一緒にオールインボックスで保管してみてはいかがでしょうか。

レトロゲームのキャプチャーをするときは、RetroTINK 5X Proがおすすめです。

機械が苦手な方でも理解しやすいようなレビューを心がけておりますので、ぜひ参考にしてください！