こんにちは、ズボラゲーマーの のたり と申します。
ずっとやってみたかったゲームプレイ日記に挑戦してみます。
今回プレイするのは、1995年にパンプレストから発売された、スーパーファミコン(SFC)用ソフト『学校であった怖い話』です。

ゲームのジャンルではJホラーが一番好きなんですよね〜
このゲームは、プレイステーション1(PS)からも『学校であった怖い話S』というタイトルでリリースされています。
SFC版とPS版では、話の流れはほとんど同じとのこと。
異なる点は、SFC版はゲームのスタッフが生徒役をしていて、見た目があまり学生っぽいこと。
そして、PS版は本物の学生っぽい役者さんが使われていて、主人公の性別が選べること。
さらにPS版はシナリオや背景の数も増えていて、SFC版より内容がかなりボリュームアップしているそうです。
ちなみに、PS版のソフトはプレミア化していますが、PS3ゲームアーカイブスで配信されています。
私もダウンロード所有しているのですが、今は画像粗めのレトロゲームの気分なので(笑)、あえてのSFC版で!
クイックセーブやスクリーンショットが簡単にできる、レトロフリークを使用します。
ざっくりストーリー紹介〜導入部分〜

まず、『学校であった怖い話』(SFC)のストーリーの導入部分を紹介します。
物語の始まりは、新聞部の部長が「次の号で学校の七不思議を特集しよう」と言い出したこと。
ちょうど夏に旧校舎が取り壊されるのに合わせ、恐怖企画を組むことになり、一年生の主人公・坂上修一が取材を任されます。
怖い話が苦手ながらも、先輩に集められた語り部たちを仕切る役を担うことになった坂上。
放課後の部室には七人が集まるはずが、現れたのは六人だけ。
不気味な沈黙と重苦しい空気の中、まだ見ぬ七人目の影が漂うなかで、「学校であった怖い話」が語られ始める――。
要するに、主人公・坂上修一は実話怪談を書こうとしているわけですね。
1990年に新耳袋の初版が刊行され、1993年に稲川淳二の怪談ナイトが始まって* …という“怪談”の流れを考えると、1995年に本作が発売されたのは納得です。
*参考:『一生忘れない怖い話の語り方 すぐ話せる「実話怪談」入門 (角川書店単行本) 』吉田 悠軌・著 より
プレイ方針を考える

本作は、主人公・坂上が6人の語り部の中から一人を指名し、その話を聞き終えたらまた次の人を選ぶ――という流れで物語が進んでいきます。
「6人しかいないからすぐ終わるけど大丈夫なん?」と思いきや、実際には指名する順番や選択肢によって隠しシナリオが出現するなど、意外とやり込み要素が豊富。
それ、攻略情報なしでは絶対コンプリートできなくない…?
しかも単純計算で6人 × 6話 = 36話分あり、全てを読むにはかなり骨が折れます…。
普段は初回プレイで攻略情報を見ない派の私ですが、今回はさすが見ちゃいました(笑)。
せっかくなら全員の話を効率よくプレイ体験したいものの、選択肢による細かい差異まで追い始めるとキリがありません。
自分が楽しめる範囲で、少しずつ進めていきたいと思います(とりあえず先に隠しシナリオを見て、あとは自由に全員の話を回収するのが良さそうですね!)。
とりあえず1話だけプレイしてみる【ネタバレあり】
※ここから先、ネタバレありです。

試しに一話プレイしてみよう、ということで、三年D組の新堂誠さんにお願いしました。
演目(?)は『霊界へ続く旧校舎の鏡』です。

新堂さんは普段から、旧校舎探検を趣味にしているらしく、語り出しから妙に冒険心あふれるマウントを取ってきます。

そして「あるか、ないか」の選択肢を迫るあたり、観客を巻き込む手腕もなかなか。(「ない」を選びました)

新堂のクラスメイトの吉岡君に相談を持ちかけられたことで、物語は旧校舎の階段踊り場に置かれた不気味な姿見へと展開。

このゲーム、メインではないであろう選択肢のチョイスが絶妙で周回プレイしたくなりますね。
今回は渋々3の「旧校舎の鏡の話」を選択しました。

吉岡君が持ち出した古びた本に「霊界へ通じる鏡」と記されていたことから、深夜三時三十三分三十三秒という異様なタイミングで儀式を試みることになります。

それにしても、吉岡がなぜか手にした古ぼけた本に、旧校舎の鏡の写真が載っていたなんて、世界が狭いですね…!

せっかくなので、霊界につながる魔法の鏡の儀式を実行したい吉岡。
証明すると言われても、夜中の三時三十分三十三秒かぁ…。

やはり面倒くさすぎてハムレット状態に陥った新堂。
しかしここは起きて学校に行ってもらいましょう。

夜中の三時三十三分三十三秒に、いつも自分が使っている鏡を、踊り場の鏡に合わせると言いながら、薄汚れた女物の手鏡を持ってきた吉岡。
もうすでに何かに取り憑かれているのか…?
それよりも、合わせ鏡のセオリーは夜中の12時だったような気が…。

合わせ鏡を実行した結果まで選択させてくれるとは、なんてサービス精神が旺盛なんだ新堂!
素人じゃない、怪談師ですね。
今回は2の「死ぬ時の顔が映った」を選択。ベタです。
はい、この後の展開は、儀式を遂行した人の身に何かが起こる…ということで、ご想像にお任せします。

語り終えたあとにきちんとオチまでつけてくれる新堂、もうプロ顔負けです。

これは技ありです。怪談ライブなら、終演後にも余韻が残る美味しいテクニックです。

きました!新堂のエンターテイナーっぷりにファンになってしまいそう。
もちろん私は「教えて!」と選択したのですが…。

まさかの寸止めです!!!しっかり翻弄されました。
たった1話の中でもここまでエンタメできているって、『学校であった怖い話』、恐るべし…!
新堂誠(一話目)は、吉岡君の相談への回答次第で3種類のエピソードに分岐します。
吉岡君の相談を「彼女の話」にした場合のあらすじ&感想はこちらの記事にまとめています。
次の記事では、三人のエピソードのあらすじをざっくり簡潔にまとめて、感想を添えています。
ぜひご覧ください!

↓『学校であった怖い話』ゲームプレイ日記の他記事はこちらにまとめています!↓

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