こんにちは、ゆるレトロゲーマーの のたり と申します。
今回は、スーパーファミコンソフト『晦-つきこもり』のゲームプレイ日記#3です!
完全初見で1周目をプレイ中。
各話のざっくりしたあらすじと、実際にプレイした感想を中心にまとめていきます。
『晦-つきこもり』がどんなゲームなのか知りたい方や、当時の記憶を振り返りたい方は、ぜひご覧ください!
※本記事は前作・本作ともにネタバレを含みます。NGな方はご注意ください。
なお、プレイにはスクショ撮影・セーブがしやすい【レトロフリーク】を使用しております。
ざっくりあらすじ&感想
1周目の4人目は山崎哲夫、5人目は鈴木由香里の、自由人2人を指名。
ざっくりあらすじと感想をまとめてみます。
【4人目-A】山崎哲夫『山で出会った不審な男(ゲームオーバー)』

選択肢
2(しばらく様子を見る) → 1(早く話を始めてほしい) → 3(幽霊) → 2(ない) → 1(実はある) → 3(火を起こす) → 2(いや行きたくない) → 1(声をかける) → 2(我慢できない) → 1(ステキね)
あらすじ
4人目の語り手・哲夫は、山での体験を語る。
登山中、天候の急変で下山を余儀なくされた彼は、背後からついてくる人の気配に気づく。
振り返っても誰もいないが、足音は一定の距離を保ってついてくる。
やがてその足音は彼を追い越し、逆に“何も聞こえなくなる”不気味さに襲われる。
激しい雨の中、偶然見つけた山小屋で雨宿りをすることに。
そこで出会った男と焚き火を囲み、豪華な食事を振る舞われながら一夜を過ごす。
翌朝別れたはずの男と小屋は、振り返ると跡形もなく消えていた。
話を聞いた正美は、それが悪魔の罠だったと指摘する。
食事と引き換えに命を差し出す契約が成立していたのだという。
直後、哲夫はその場で倒れ、そのまま息絶えてしまう。

自称・冒険家の哲夫おじさんって、筋肉キャラだったんですね。

怖い話とはあまり縁がなさそうな語り口で、「これはまた肩透かし喰らう系だろう」と油断していたら……

まさか、1周目の4人目にして早くもバッドエンドに到達するとは!

緊張の緩和ならぬ緩和からの緊張で度肝抜かれました。
哲夫さんのキャラに完全に騙された……。

山小屋での食事、我慢しなきゃいけなかったの!?
『学校であった怖い話』(前作)のときは、バッドエンドに入りそうな選択肢はなんとなく察知できたのですが、本作はわかりにくい……!
とにもかくにも、リベンジです。
【4人目-B】山崎哲夫『山で出会った不審な男(生存ルート)』

選択肢
1(早く話してと急かす) → 1(じっと睨んでみる) → 1(熊) → 1(ある) → → 3(火を起こす) → 2(いや行きたくない) → 2(そっとしておく) → 2(錯覚じゃないと思う) → 3(どこか他の場所)
あらすじ
(山小屋に避難するところまで同じ)
天候の急変で山小屋に避難した哲夫は、焚き火の前でうずくまる男の姿を見つける。
男には影があり、幽霊ではなく普通の登山者だと判断するが、違和感を覚えた哲夫は声をかけず、そのまま様子を見ることにする。
その後、激しい雷鳴とともに小屋の扉が開き、男は嵐の中へと無言で出ていく。
哲夫はそのまま小屋で一夜を過ごし、翌日下山するが、男の姿はどこにも見当たらず、あの出来事が現実だったのかもはっきりしないままとなる。
話が終わりに近づいた頃、葉子に「男に出会ったのは錯覚じゃないと思う」と言われた哲夫は異様に喜び、一緒に冒険しようと熱く誘い始めたのだった。

分岐については、前半で語られる「足音」に出会った時の対処法は「無視」というのがヒントになっていて、山小屋で出会った男にも「そっとしておく」を選ばないと、生存ルートには入れなかったようです。

バッドエンドを経たからこそ、怖さを実感できたエピソードでした。

むしろ、バッドエンドを通っていなかったら、何が怖いのかわからなかったかも?
なるほど〜上手くできてる(笑)。

あと気になったのは、話の締めで葉子に「男に出会ったのは錯覚じゃないと思う」と言われて喜ぶ哲夫の目の輝きが、ちょっと危ないような……のくだり。

熱烈に冒険に誘う様子も異様ではありますが、それ以外にも訳アリで、この先何かのきっかけで豹変するんじゃないかと期待してしまいます。
ギャップが大きいほど恐怖は増しますからね……!
【5人目】鈴木由香里『遺跡で起こった事件』

選択肢
2(まだまだ平気) → 2(諦めきれないと思う) → 1(そんなことないもん) → 1(はい)
あらすじ
由香里は、江戸時代の寺院跡の発掘アルバイトでの体験を語る。
現場には大量の墓と骸骨が並んでおり、その中で同僚の岡本のり子は、骸骨に異様な執着を見せていた。
特に一体の“美しい骨”に一目惚れし、恋人のように接するようになる。
やがて調査終了が近づき、骨を手放すことを受け入れられなくなった岡本は、骸骨を盗んで姿を消す。
行方不明となった彼女は、後に山奥の病院で発見されるが、精神を病み、骨を食べていたことが判明する。
そのまま衰弱死し、由香里は遺骨を骨壺に収めて実家へ送る。
しかしその後、岡本の母親から「送られた粉を調味料として食事に使っている」という連絡が入り、由香里はそれが“娘の遺灰”だと言い出せないまま関係を断つ。
最後、由香里は「私たちも知らないうちに何か得体の知れないものを食べているかもしれない」と語り、話を締めくくる。

骸骨に恋する岡本さんの時点で十分異常ですが、それが「盗む」「逃げる」まではまだ理解できてしまう範囲です。

そこから「食べる」という選択に至るのも、この手の話としては定番のオチではあります。

しかし、亡くなった岡本さんの遺灰を調味料として家族が口にしている、という展開には狂気を感じました!
具体的な幽霊も怪異も登場しないのに、こんなに後味悪いのは反則レベルです……!

でも、「知らず知らずの内に、おかしなものを食べさせられているのは、私たちも同じかもしれない」という締めは、骸骨愛の話の流れからやや飛躍しすぎ(少し説教くさい?)な気がして腸捻転起こしそう。

なんにせよ、冒頭から歴史系オカルト話で引き込まれ、まさかの展開に驚かされ、濃密なエピソードでした。
まとめ:バッドエンドからの生存エンドが良き

哲夫と由香里、どちらも“自由人”と言われていたので、ちゃらんぽらんな感じなのかと思いきや、自分の好きなことに脇目も振らず一直線!な方々でした。
話の方向性もそれぞれ違っていて、個人的には由香里の歴史系オカルト話が好みでした。
他のエピソードでももっと聞きたい!
それにしても、選択肢ひとつであっさり命を落とすシビアさがあり、ゲームとしての怖さをしっかり体感させてくれる構成は、前作からアップデートされた部分かも。
超常現象に頼らず、じわじわと追い詰めてくるタイプの話も多く、読後の気持ち悪さが長く残るのも、本作の特徴だと感じました。
まだ1周目ですが、すでに満足度はかなり高めです。
次は、ラスボス感溢れる和子お母さんと、おそらく現れるであろう7人目の語りを聞きいていきたいと思います。

前作のSFC版『学校であった怖い話』のプレイ日記も是非ご覧ください!
※本記事の画像は筆者によるプレイ画面を使用しています。
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