中古ショップやネットで欲しかったレトロゲームを見つけると、家に帰ってすぐ遊びたくなります。
ただ、中古のレトロゲームって、それまでどんな環境で保管されていたのかわからないんですよね。
これまで実際に、
- ベタベタしている
- 黒ずんでいる
- 端子が真っ黒
- ケースがヤニっぽい
- 説明書にシミがある
- なんとなくカビっぽい
なんてものにも遭遇してきました。
なので最近は、中古レトロゲームを買ったらいきなり本体に挿すのではなく、まず軽く状態を確認してから掃除するようにしています。
とはいえ、毎回分解して新品同様になるまで磨き上げる……なんてことはしていません。
基本的には、
外観を見る
↓
表面を拭く
↓
端子やケース、説明書などをチェック
↓
必要なところだけ掃除
↓
動作確認
↓
保管
という感じです。
この記事では、私が中古レトロゲームを買ったあとにやっていることを、実際の順番にまとめます。
詳しいクリーニング方法はすでに別の記事で書いているので、今回は「買ったあと何からやればいい?」という人向けの総合案内です。
中古レトロゲームを買ったら最初にすること7ステップ
中古レトロゲームを買ったら最初にすること7ステップを一つずつ見ていきましょう。
①まずそのまま遊ばず外観チェック
私が中古レトロゲームを買ってきたら、一番最初にするのは外観の確認です。
……といっても、ルーペを出して隅々まで鑑定するとかではありません。
とりあえずざっと見る。
これだけです。
カートリッジなら、
- 大きな割れや欠けはないか
- ベタベタしていないか
- 目立つ黒ずみはないか
- ラベルが剥がれかけていないか
- 変な汚れが付いていないか
あたりを確認します。
箱や説明書付きなら、紙ものも一緒にチェック。
ディスク系の場合は、ケースだけでなく盤面も毎回確認しています。
中古なので多少の傷や汚れは当然あります。
個人的には、多少の黄ばみや小傷まで完全に消そうとは思っていません。
古いゲームなので、その辺はもう味ということで。
ただし、ベタつきやヤニっぽい汚れ、カビっぽいものは別。
そのまま棚に入れるのはちょっと嫌なので、気になったところだけ掃除します。
②アルカリ電解水で外側を軽く拭く
外観をざっと確認して大きな問題がなければ、私はまずアルカリ電解水で表面を軽く拭いています。
カートリッジだけでなく、ラベル部分も含めて軽く拭いています。
今のところ、これでラベルが剥がれたり印刷がおかしくなったことはありません。
ただし、これはあくまで私の場合。
古いゲームソフトは素材や印刷状態もさまざまなので、液を直接吹きかけてびしょびしょにしたり、ラベルをゴシゴシこすったりはしない方がいいと思います。
私は布などに少量つけて、サッと拭く程度です。
何十年もの間、どこで誰に触られてきたのかわからない中古品なので、とりあえずこれをやるだけでも気分的にかなり違います。
汚れがひどいカートリッジについては、以前かなりしっかり掃除したことがあります。
③カートリッジ端子は中古で買ったら毎回掃除する
外装を拭いたら、次はカートリッジの端子です。
ここは汚れているかどうかにかかわらず、私は中古で買ったカートリッジなら毎回掃除しています。
使うものは基本的に、
- 無水エタノール
- 綿棒
- 接点復活剤
です。
まずは綿棒と無水エタノールで端子を掃除。
中古ソフトの端子って、ぱっと見ではそれほど汚くなくても、綿棒で拭くと普通に黒くなることがあります。
そして、中には見た瞬間に、
「うわ、黒っ」
となるものも。
もちろん端子の状態はソフトによって全然違うので、必要以上に磨きまくる必要はないと思っています。
私の場合は、とりあえず無水エタノールで軽く掃除してから動作確認。
それで問題なく読めれば終了です。
④ケースや説明書は「汚れているものだけ」掃除する
端子は毎回掃除しますが、ケースや説明書まで毎回徹底的にクリーニングしているわけではありません。
ここはかなり適当です。
汚れが気になるものだけやる。
これが基本。
ジュエルケースやトールケースが汚い場合
PSやセガサターン、ドリームキャスト、PS2などのソフトだと、ケースが妙にベタベタしていたり、ホコリやヤニのような汚れが付いていることがあります。
そういうときは、中の説明書やジャケットを外してケースをクリーニングします。
以前、ジュエルケースやトールケースを実際に洗ってみた方法はこちら。
ケースだけきれいになると、それだけでも中古感がかなり薄くなります。
説明書・ジャケット・帯などの紙ものが汚れている場合
難しいのはこちら。
紙。
プラスチックみたいに気軽に洗えないので、下手に触ると逆に状態を悪くしそうで怖いんですよね。
私もこれまで、
- シミ
- 汚れ
- ヨレ
- カビっぽい跡
などがある説明書や紙ものに当たったことがあります。
ただ、多少汚れているからといって毎回掃除するわけではありません。
紙ものについては、気になるものだけ、無理しない範囲で手入れするくらいにしています。
自力でどこまできれいにできるのか実際に試した記事もあります。
紙は失敗したときのダメージが大きいので、個人的にはカートリッジやケースより慎重です。
⑤ディスク系は盤面も毎回チェックする
PS、セガサターン、ドリームキャストなど、ディスク系の中古ゲームを買った場合は盤面も毎回チェックしています。
見るのは主に、
- 大きな傷がないか
- 汚れが付いていないか
- 明らかに状態がおかしくないか
あたりです。
ただし正直なところ、
盤面が汚れていたとき、何を使って掃除するのが一番いいのか私はまだよくわかっていません。
なので、この記事で適当なことを書くのはやめておきます。
今のところはまず状態確認。
明らかに問題がありそうなら、無理に自己流でゴシゴシするより慎重に扱うようにしています。
この辺は今後ちゃんと調べたり試したりしたら、別記事にしたいところ。
ちなみに、ディスク系のレトロゲームは、状態がよいうちにデータとして取り込んでおくのも一つの手です。
私はPolymega Remixを使い始めて、研磨済みと思われるディスクや少し白濁したディスクも取り込んでいます。
⑥ 掃除が終わったら動作確認する
外装、端子、ケース、説明書などのチェックが終わったら、ようやく動作確認です。
カートリッジ系の場合、私は基本的にまずレトロフリークに取り込みます。
レトロフリークに挿して正常に認識され、そのままインストールできれば、とりあえず第一関門突破。
レトロフリークは普段からかなり使っているので、中古カートリッジの動作確認も兼ねています。
レトロフリークについては、5年以上使った感想も別記事にまとめています。
レトロフリーク非対応ソフトは実機で確認
もちろんレトロフリークですべてのレトロゲームを確認できるわけではありません。
ディスク系などレトロフリーク非対応のものについては実機を使っています。
最低限、
- ゲームを認識するか
- 起動するか
- タイトル画面まで進むか
あたりをチェック。
セーブが重要なゲームなら、セーブ周りも気になるところです。
とはいえゲームを最初から最後までプレイしない限り、完全な動作保証なんてできません。
ここでやっているのは、あくまで購入後の簡単な動作確認です。
⑦ 一発で読み込まなかったら、端子をもう一度掃除する
中古カートリッジで困るのが、
掃除したのに読まない。
これ。
そんなとき、私の場合はいきなり強い方法には行きません。
順番はだいたい決まっています。
端子をもう一度掃除
↓
接点復活剤
↓
それでもダメならコンパウンド
です。
まずはもう一度端子を掃除
一度掃除したつもりでも、汚れが残っていることがあります。
なので、まずは無水エタノールと綿棒でもう一度。
これで読めれば終了。
それでもダメなら接点復活剤
端子を掃除しても読み込みが安定しない場合は、接点復活剤を使うことがあります。
以前、実際にレトロゲーム復活剤を使って効果を試しています。
普通の清掃だけでは起動しないときの次の一手として使っています。
最終手段としてコンパウンド
無水エタノールでもダメ。
接点復活剤でもダメ。
となった場合、私が試したことがあるのがコンパウンドです。
ただしこれは、普段から毎回やる方法ではありません。
あくまで、
「もう普通に掃除しても起動しないんですけど!」
というソフト相手に試した方法。
実際に実験した様子はこちらです。
端子を物理的に磨くことになるので、個人的にはかなり後ろの方に持ってくる手段です。
⑧ 動作確認が終わったら保管する
無事に動いたら、ようやく我が家のコレクション入り。
……なのですが、保管方法はソフトによって結構変えています。
普通のソフトは、そのまま棚に入れることも多い
全部のゲームを密封袋に入れて乾燥剤を入れて完全防御!
みたいなことはしていません。
そこまでやっていたら疲れるので。
普通の中古ソフトなら、状態を確認して掃除して動作確認が終われば、そのまま棚に収納しているものも多いです。
プレミア物はちょっと扱いが変わる
ただし、プレミアが付いているソフトや、箱・説明書込みでできるだけ状態を維持したいものは別。
そういうものは、
- 袋に入れる
- 乾燥剤を使う
- 除湿剤を使う
- 湿気の影響を受けにくいようにする
など、もう少し気を使っています。
レトロゲームはゲームそのものより、箱や説明書などの紙ものが先に湿気のダメージを受けることも気になります。
詳しい保管方法はこちらの記事でまとめました。
私はズボラなので、すべてのソフトを博物館の収蔵品みたいに管理するつもりはありません。
それでも、大事なものだけ少し気を使う。
くらいが今のところちょうどいいです。
中古レトロゲームは、買った直後に一度だけ手入れしておくと楽
中古レトロゲームを買ったときに私がやっていることをまとめると、
外観をざっと確認
↓
アルカリ電解水で外側を軽く拭く
↓
カートリッジなら端子を毎回掃除
↓
ケース・説明書などは汚れが気になるものだけ掃除
↓
ディスク系なら盤面確認
↓
レトロフリークまたは実機で動作確認
↓
必要に応じて湿気対策をして保管
という流れです。
文章にすると結構やっているように見えますが、状態のいいソフトならそれほど大変ではありません。
外側を軽く拭いて、端子を掃除して、レトロフリークに挿す。
これで終わることも多いです。
逆に、
ベタベタ。
端子真っ黒。
ケースがヤニっぽい。
説明書には謎のシミ。
……みたいなのを引いたときだけ、本格的なお掃除タイムが始まります(笑)
レトロゲームは何十年も前の中古品なので、新品同様を求め始めるとキリがありません。
多少の傷や黄ばみも含めて古いゲーム。
それも味だと思っています。
ただ、謎のベタつきや汚れまで味として受け入れる必要はないので、中古で買ったら最初に一度だけきれいにしておく。
あとは遊ぶ。
そして大事なものだけ、ちょっと丁寧に保管する。
ズボラな私には、今のところこのくらいがちょうどよさそうです。







