こんにちは!あんまきです。
今回紹介するのは、奈良県は大和西大寺のならファミリーレストラン街内にある「桃谷樓(とうこくろう) 西大寺店」のランチです。
桃谷樓 西大寺店には平城宮跡や若草山が眺望できる座席があり、ちょっとした特別感と共に無科学調味料にこだわった自然派本格中華をいただくことができます。
気軽に高級中華が食べたい時や、家族や友人と大切な時間を過ごすのにぴったりのお店です。
ランチはリーズナブルで自分へのご褒美にもおすすめで、おひとり様も入りやすいですよ。どうぞ最後までお付き合いください。
店舗情報
桃谷樓 西大寺店は、近鉄大和西大寺駅を降りて徒歩3分の場所に位置する「ならファミリー」というショッピングビルの、6階・レストラン街にあります。
ならファミリーの駐車場があるので車での来店も可能です。立体駐車場は難易度が高いので、運転技術に自信がない方は屋外駐車場をおすすめします。
近鉄百貨店が併設されているためかレストラン街は少しだけ高級なお店が多く、その中でも桃谷樓は一際大きい存在感を放っています。
ランチ提供時間は食べログや公式サイトでアナウンスされておらず、お店の方に確認したところ、大体16時頃まで提供しているそうで、15:30頃までには入店するとよいとのことでした。
店名
桃谷樓 西大寺店(とうこくろう さいだいじてん)
住所
営業時間
11:00〜22:00(ラストオーダー 21:00)
定休日
不定休(食べログ公式情報)
店内の雰囲気
今回は2021年12月下旬の平日13:45頃に入店。人気店なだけあって2組の待ちが発生していました。
お会計とホールへの案内をスタッフが一人で担うという厳しめのオペレーションで、結果15分ほど待ちました。高級店でもマイペースなところに奈良クオリティを感じて好きです。
当然店内はほぼ満席で、案内されたテーブルは窓際ではなく、窓際で食事をしている人を羨む席でした。次はあの席に座りたい。
14:30頃には空席ばかりとなり、一人で入店した人も窓際に案内されていたので、絶対に窓際の座席がよい!という方はその時間を目指してください。私もそうします。
悲しかったので望遠で撮影した奈良の美しい街並みをご覧ください。
【実食】桃谷樓 酢豚ランチ+餃子
席に着くと急須であたたかい烏龍茶が提供されました。ホッとするやさしい味で、料理への期待が高まります。
初来店である今回は、酢豚ランチと餃子3個、生ビール(中)を注文しました。
食べログ掲載のランチメニューには「マダム飲茶3種」が含まれていて楽しみにしていたのですが、「さわやか野菜とくらげの和え物」に変更されていました。自由だ。
注文を取ってくださったスタッフさんがとても気の利く方で、餃子6個を頼もうとした私に「大きいですが大丈夫ですか?1個からでも注文できますよ」と教えてくれて、とてもありがたかったです。
自社製焼き餃子や五目春巻きなど、個数が書かれている点心は1個ずつ注文が可能とのこと。一人でもいろいろ食べられるので嬉しいですね。
注文後まず到着したのはもちろん生ビール。ジョッキではなくグラスで提供される系です。(750円)
桃谷樓名物 酢豚ランチ
桃谷樓の名物である酢豚のランチ、まずは滋味丸鶏湯 丸鶏一番出汁スープ、さわやか野菜とくらげの和え物、おひつごはん、和の心(大豆肉の山椒煮)が到着です。
滋味丸鶏湯 丸鶏一番出汁スープ
丸鶏一番出汁の卵スープはあっさりやさしい味なのに、出汁に深みがあって濃厚に感じる不思議。高級中華の卵スープ、ただものではありません。白菜がトロトロで身も心もあたたまりました。
さわやか野菜とくらげの和え物
さわやか野菜とくらげの和え物は、ほんのり甘酸っぱいフレッシュな味付けで、くらげの食感が楽しい一品。
セロリとパプリカがふんだんに使われていて一瞬抵抗を感じましたが、肉料理と一緒にいただくと口内がさっぱりリフレッシュされてとてもおいしく感じました。
セロリをおいしいと感じたのははじめてかもしれません。フードペアリングの妙を学びました。
おひつごはん
おひつごはん、良い固さです。お茶碗2杯分くらいありましたが完食。ご飯が冷めきらずに最後まで美味しくいただけるのでありがたいですね。
和の心(大豆肉の山椒煮)
和の心(大豆肉の山椒煮)、私的大ヒット佃煮です。味が濃くて、後からくる山椒のピリッとした辛さが病みつきになります。ご飯無限おかわりできます。普通に販売してほしい。
桃谷樓名物 酢豚
桃谷樓名物 酢豚、お肉の量が多いです!そして衣のコーティングに甘酸っぱいタレが絡んで絶品、これは名物です、納得。
タレはちょっぴり甘めですが、だからこそパイナップルの必然性を感じる仕上がりに。ピーマンの香味もアクセントになっています。
酢豚の野菜がこんなにおいしいなんて。そして冷めてもお肉の表面はカリカリのままなんです。食感でも最後まで楽しませてくれる高級中華、お見それしました。
自社製焼き餃子
高級中華の焼き餃子を一度食べてみたかった!ということで3個注文。ラー油、餃子のタレ、味噌ダレでいただくスタイルです。
この餃子、スタッフさんが仰られていた通り、大きいです。というよりも、餡がぎっしり詰まっていてボリューミーなんです。
皮はもちろんパリっとモチっと、そして見てください!この溢れ出る肉汁。さらに、絶妙な大きさにカットされた野菜のシャキシャキ食感が奇跡のハーモニーを奏でています!
桃谷樓の餃子はニラがたっぷり入っていて、上品にパンチが効いています。
味噌ダレは唐辛子がアクセントになっていて、餃子に塗りたくってご飯と一緒に食せば口内が幸せになります。むしろ味噌ダレだけでもご飯が進みます(笑)。
酢豚もおいしかったですが、餃子が一番気に入りました!
スタッフさんに「餃子の量はいかがでしたか?」と聞かれ、「3個でちょうどよかったです」と答えましたが、嘘です。あと3個は軽くいけるほどおいしかったです。次回の楽しみに取っておきます。
これだけ満足してビールまで飲んで、お会計は¥3,225(税込)。思わず「安っ!」と声が出てしまいました。桃谷樓最高や。
頑張って働いて通いたい(笑)。次は窓際の座席で海の幸入り あんかけ焼きそばランチだ!
なぜ急に高級中華なのか、それはU-NEXTでアニメ「中華一番!」(1997)を見たからです(単純)。
餃子の王将大好きっ子の私は庶民派中華しか食したことがなく、高級中華がなんぼのもんじゃい!と思っていました。
しかし桃谷樓の料理を食べた今、あまりのおいしさに空前の高級中華ブームが到来しています。次は薬膳コースにも手を出そうかと考えている始末。
高級中華はなかなか一人で食べに行きにくいものですが、桃谷樓はまだ庶民的なお店で、買い物のついでにちょっといいもの食べたいな〜くらいのテンションで一人で立ち寄れる気安さが貴重です。
自分へのご褒美に、奈良にお越しの際にはぜひ足を運んでみてください!