こんにちは!あんまきです。
最近流行りの微アルコールビールの元祖、ホッピー。実はプリン体ゼロ・低カロリー・低糖質の健康志向飲料なんです。
ホッピーは居酒屋で供される業務用以外に、家庭向け販売用に「ホッピー330」「ホッピーブラック」「55ホッピー」があります。
今回は、家庭用ホッピー定番3種を飲み比べて味の違いやそれぞれの特徴をレビューします。最後までぜひご覧ください!
ホッピーの特徴

ホッピーは、ホッピービバレッジ株式会社が1948年に製造販売を開始した元祖ビアテイスト清涼飲料水です。

東京赤坂で生まれてから半世紀以上の歴史があります!すごい!
製造工程はビールと全く同じ。
麦芽はカナダ産の二条大麦、ホップはドイツハラタウ産のアロマタイプとビタータイプ、酵母はドイツミュンヘン酵母銀行も認める下面発酵酵母とこだわっています。
お水も秩父山系の天然水を使用。このクオリティでノーマルホッピーは1本132円程度(amazon)で買えるという良心的価格設定。ステキ!
「焼酎との割り飲料」のパイオニア的存在のホッピーですが、ジン、ウォッカ、梅酒など様々なリキュールで割ってアルコール度数を調整したり、味変が自在なのが魅力です。
もちろん、冷やしてそのまま飲めばアルコール度数約0.8%の低アルコール飲料としても美味しくいただけます。
微アルビール飲み比べ記事でホッピーを紹介していますのでこちらも参考にどうぞ。↓
ホッピーはプリン体ゼロ・低カロリー・低糖質で微アルビールの中でも超健康志向!
アレンジもその時の気分に合わせて自由自在。自宅に常備しておくとハッピー酒ライフが送れます。
原材料・成分表比較
ホッピー330、ホッピーブラック、55ホッピーのそれぞれの原材料と成分を比較します。
まずは原材料から。

製品名 | 原材料 |
ホッピー330 | 麦芽、粉飴、ぶどう糖、ホップ、酸味料 |
ホッピーブラック | 麦芽、ぶどう糖、ホップ、酸味料、調味料(アミノ酸等) |
55ホッピー | 麦芽、粉飴、ぶどう糖、ホップ、酸味量 |
いずれも内容量は330ml、アルコール度数は約0.8%です。
お次は成分です。

製品名 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 |
ホッピー330 | 11kcal | 0.1g | 0.1g未満 | 1.7g |
ホッピーブラック | 12kcal | 0.1g | 0.1g未満 | 1.9g |
55ホッピー | 11kcal | 0.1g | 0.1g未満 | 1.7g |
ホッピーブラックは少しエネルギーと糖質が高いですが、どれも330mlで約36〜39kcalと低カロリーなのがありがたい。

ダイエット中でも安心して(?)飲めますね!
ホッピーの飲み方

基本的なホッピーの飲み方はこちら。
- ホッピー・甲類焼酎(25度)・グラスをよく冷やす! = 「3冷」
- 焼酎→ホッピーの順に入れる
- 1:5の割合で泡が立つように勢いよく注ぐ!(氷なし、かき回しNG)
些細なことですが、この3つのポイントを守った方が断然美味しく飲めます。ぜひやりましょう。
そして、ホッピージョッキを使うと雰囲気が出て更に楽しくなります。

このジョッキ、なんとお酒を入れる量がわかりやすいように印がついています。

家庭用ホッピー1瓶全部を一気に注いで泡をちょうどいい加減にしたい場合、下段(1つめ)の星の少し上くらいまでお酒を入れるようにするとジャストでした。
ホッピージョッキーは公式でも購入できますが、セットで販売されているものが割安です。こちらはちょっと高級な55(プレミアホッピー)も入っていておすすめです。↓
定番ホッピー3種飲み比べ
それでは、ホッピー330、ホッピーブラック、55ホッピーを飲み比べてレビューしていきます!
割り物は酎ハイベースとしてお馴染みのキンミヤ焼酎(亀甲宮焼酎)で統一。甲類焼酎の中でもクリアな味なのでホッピー本来の味がよくわかります。

ホッピーといえばキンミヤ!下町酒場の風情を感じますね♪
ホッピー330

まずは大定番のホッピー330から。店舗用ホッピーとは内容量が異なるだけで中身は同じです。
ホップの味はしつつも、炭酸強めでキレッキレ!これぞホッピー!飽きずに延々とぐいぐい飲めます。どんな料理にも合う安定の味。
割るお酒も選ばず、好みのリキュールでオリジナルビアカクテル作りたい放題です。ウイスキーや梅酒などの果実酒で割っても美味でした。
ホッピー330単体にビール的な要素を期待して飲むと薄味なので物足りなく感じるかもしれません。

ホッピー試すならまずこれ!割り物もアルコール度数も自由にアレンジを楽しんで!
ホッピーブラック

ホッピーブラックは黒ビール風のホッピー。こちらも店舗用黒ホッピーとは内容量が異なるだけで中身は同じです。
結構甘いです、苦味は微。黒ビール風だと言われればそう感じられなくもないのですが、私には黒糖に似た甘さに感じられました。
そのせいか炭酸は弱く感じられて、割るお酒がシンプルな甲類焼酎だけだとちょっとくどい。
ホッピー330と割ってハーフ&ハーフにすると程よいコクが感じられて美味しいです。

梅酒や柑橘系の果実酒で割ってもさっぱりほろ苦で美味でした!
55ホッピー

55ホッピーは、ホッピー発売55周年を記念して作られたプレミアムなホッピー。
2013年度モンドセレクションでビール、水ならびにソフトドリンク部門で銀賞を受賞しています。
醸造時間は通常のホッピーの倍の時間がかけられていて、麦芽の味が深い!ホップの香りも豊か!よりビールに近い飲み心地です。
55ホッピーと割るお酒はシンプルな甲類焼酎がベスト。55ホッピーの美味しさが引き立ちます。敢えてお酒で割らずに微アルコールビールとして飲んでも激ウマです。
普通のスーパーではあまり見かけないレアな一品。amazon価格でも1本当たり160円と通常品に比べ多少高級かも。
ホッピーの魅力はアレンジの自由さとお値段の安さだと思うので55ホッピーは買い時に悩みますが、一度試してみる価値はあります!

ビール党も大満足!本当に美味しいので、見かけたらまた飲みたいと思います!
まとめ

家庭用ホッピー3種の飲み比べをした結果、それぞれのおすすめポイントをまとめます。
製品名 | おすすめポイント |
ホッピー330 | ホッピーといえばコレ!飽きずに飲めるシンプルな味。 割るお酒は自由。オリジナルのビアカクテルをどうぞ! |
ホッピーブラック | 黒ビール好きに。ホッピー330とハーフ&ハーフも◎ 梅酒や柑橘系の果実酒など酸味があるものとベストマッチ。 |
55ホッピー | プレミアムなホッピー。微アルビール最高峰のクオリティ。 割るなら甲類焼酎でシンプルに。ホッピーの底力を体感して◎ |
ホッピーを常備しておけば、微アルビール・ビアテイスト飲料・オリジナルビアカクテルのように、その時の気分に合わせてアルコール度数や味のアレンジして楽しめるのが魅力です。
そして何よりプリン体ゼロ・低カロリー・低糖質なのも、筋トレダイエット女子にとってありがたいんです。

健康志向の酒飲みの皆さん、ホッピー本当におすすめですよ〜!(笑)
余談ですが、私のホッピーとの出会いは吉田類さんの酒場放浪記でした。ホッピーを見ると「Egyptian Fantasy」が自動的に脳内再生されて大変です(笑)。
みなさんもこちらの曲を聴きつつ、下町酒場の雰囲気を感じながらホッピーをグビグビ楽しんでみられてはいかがでしょうか!